ハイブリッド車の価格は高い
私は様々なメーカーの車や車種を乗る機会があります。
車を購入する基準でハイブリッド車がいいのか?
またはハイブリッド無しの車がいいのか?
迷っていませんか?
今日はハイブリッドで迷っている方に少しでも選択基準の参考になれば嬉しく思っています。
ハイブリッド車にも大きく分けて2種類ある
ハイブリッド車は全て同じだと思っている方も多いかと思います。
ハイブリッド車は1997年(平成9年)にトヨタがプリウスを発売しました。
それから20年が過ぎ、国内全てのメーカーからハイブリッド車が発売されていますが、ハイブリッド車はどれも同じと思っているかもしれませんが、メーカーによってハイブリッドの仕組みが全く違います。
ハイブリッド車は大きく分けて2種類あり、エンジンが停止した状態でも走行できる本格ハイブリッドとエンジンは停車しないが、蓄電した電力でモーターを動かしてエンジンの補助をするマイルドハイブリッドに分かれます。
本格ハイブリッド
本格派のハイブリッド車の代名詞といえばやはりトヨタのハイブリッドシステム(THSⅡ)です。
考え方の違いもありますが、低燃費で実用性という2つのキーワードであれば恐らくトヨタのハイブリッドシステム(THSⅡ)だと思います。
本格ハイブリッドとはメーカーのハイブリッドシステムにもよりますが、エンジンが停止した状態でも走行が可能なほどハイブリッドの力が強いのが特徴です。
マイルドハイブリッド
マイルドハイブリッドは基本的にエンジンが主体でモーターがエンジンを補助する考え方です。
マイルドハイブリッドの良いところは仕組みが簡単で部品点数が少ないため、車体本体価格が低く抑えられていることです。
マイルドハイブリッドという名称だけあって運転するとハイブリッドというよりも普通のエンジン車両を運転しているような感覚です。
どっちがお得? ハイブリッドあり・なし
2010年ごろのハイブリッド車はちょうどガソリン価格も高騰しており、世界的に環境問題がクローズアップされていた時期でもあるので、車両本体は高かったのですが、税制面と中古車市場でもハイブリッド車は人気だったため、ハイブリッド車を購入する方が維持費が安く売る時に高いというメリットがありました。
優遇税制の率が低くなったハイブリッド車
2020年頃になると、消費税が増税されたことによる一時的な施策を除くとハイブリッド車の優遇制は小さくなりました。
本格ハイブリッド車になると30万円から50万円も車体本体が高額になってしまい、優遇税制を考慮してもガソリン代でハイブリッドの元を取り返すには最低でも年間1万km走行する人でないと損な状況になってきました。
ハイブリッド車はシステムだけで70㎏の重さがあるので、絶えず男性1名を載せた状態で走行しているため、坂道が多い場所では負担が大きくなります。
ハイブリッド車とノンハイブリッドの燃費の違いは昔ほど大きくなく、ノンハイブリッドの燃費向上の方が進んだこともあり、一般的に最大でも1.5倍程度の燃費向上しか見込めません。
ハイブリッド車にするか?しないか?は最低でも年間走行距離が1万km以上でないと元は取れません。
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