ガソリン車とディーゼル車 どちらが環境に優しいのか?

ガソリン・ディーゼル雑学
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ガソリン車とディーゼル車はどっちが環境にいい?

1999年当時 東京都の石原慎太郎 都知事が透明のペットボトルに入ったディーゼル車両から排出された黒い粒子を撒き散らして東京都独自のディーゼル車両排ガス規制をすると記者発表しました。
※衝撃的な定例会でした。

確かにそれまではモクモクと黒煙を撒き散らしながら走行しているトラックが当たり前のように走っていますが、今ではたまに田舎でしか見ることが無くなりました。

私はこの記者会見を見た時に、ただでさえ事業者の経営はきついのに大型トラック1台で1500万~2000万円、観光バスなら3000万円~5000万円もするのに期限付きで買い替えろ!
なんて無謀過ぎる・・・。

と思っていましたが、実際はこの記者会見をしなければ世界的にみても非常に厳しい日本のディーゼル排出規制をクリアした現在のクリーンディーゼルは生まれなかったか、もっと先だったのかもしれません。

でもよくよく考えてみると、ヨーロッパではディーゼル車は環境に優しいと言われていて、乗用車の半数程度はディーゼル車です。

アメリカではトラックなどではディーゼル車ですが、乗用車の殆どはガソリン車

黒煙をまき散らして走行していたディーゼルエンジンが環境に優しい?
一体何が何だか分からなくなりませんか?

ガソリン車とディーゼル車の特徴

ガソリン車とディーゼル車のどちらが環境に優しいのか?

の前に、それぞれの特徴を知る必要があると思います。

ガソリン車の特徴とは

日本の乗用車の殆どはガソリン車です。

ガソリン車の特徴ですが、ガソリンは常温で気化する燃料で発火性が強い燃料です。

ガソリンはエンジン内に霧状に噴射され空気と共にピストンで圧縮されて最後はスパークプラグという電気部品から高圧電流が放電されることでガソリン(混合気)に着火・爆発する仕組みです。
ガソリンエンジンはガソリンと空気の混合気をエンジン内で意図的発火で動くエンジン
※直噴もありますが、素人さんに理解しやすく簡易的に解説しています。

ガソリン車はスパークプラグの放電タイミングで意図的に爆発させるため、エンジンの設計で圧縮比率を低く設定できるためエンジンの振動が少なく静かなのが特徴です。

POINT! ガソリン車はスパークプラグによってある程度のタイミングを変えて爆発させることが可能なのです。

ディーゼル車の特徴とは

ディーゼル車と言えば乗用車クラスもありますが、大型トラックや観光バスなど大型車両のエンジンは100%ディーゼルエンジンと言っても過言ではありません。

ディーゼル車の燃料は「軽油」といって常温では気化しにくいガソリンと比べると発火性の低い燃料です。
「軽油」と「灯油」は同じではありませんが、ディーゼル車に「灯油」を入れても問題無いレベルなので「灯油」と同じようなものと考えてもらえばいいかと思います。
※素人さんに理解しやすく解説しています。

POINT! ディーゼルエンジンにはガソリンエンジンにあったスパークプラグはありません。

軽油はもともと気化しにくい燃料(約250℃で自然発火)なので、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比較して圧縮比率が高く設定されています。

エンジン内で圧縮した空気が約300℃程度になったところに軽油を噴射すると自然と爆発するのです。

ディーゼルエンジンは圧縮して空気が高温になった時点で軽油を噴射して自然発火で動くエンジン

この圧縮比が高いことで、エンジンの特性として低回転で力強いため、大きい・重たいものを動かすにはピッタリのエンジンなのです。
その反面としてエンジンの振動が大きく、音も煩いのが特徴です。

高圧縮で低回転だからディーゼルエンジンは低燃費なのです。

ディーゼルエンジンの最大の特徴であるトルクが太いといわれておりますが、一般の方がトルクが太い???

トルクを理解しやすく説明するとエンジンが低回転であっても発進時の力が強かったり、坂道などの上り坂でアクセルを踏んだ時に低い回転でもグイグイとストレスなく登ってくれるエンジンといえばニュアンスが伝わると思います。
※軽自動車などで坂道を登ろうとしたり、多人数が乗った状態で発進すると動きが悪い
この逆の現象と思ってください。

ディーゼルエンジンはトルクは太いのですが、もともと低回転のエンジンなので走り出すとパワー(出力)が少ない。
高速走行が苦手と思って頂ければいいかと思います。

ガソリンエンジンはディーゼルエンジンの逆でトルクは細いが、パワー(出力)がある。

ディーゼルエンジンはコントロールが難しい

ディーゼルエンジンは燃えにくい燃料「軽油」を使い、低回転で力があるから少ない燃料でエネルギーを出すことができる。

ということは、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比較して燃やす燃料が少ないから地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出が少ないことから省エネ エンジンとして環境に優しいのです。

しかし、ディーゼルエンジンは高圧縮で自然発火でエンジンが動くため発火のコントロールが非常に難しいのです。

ガソリンエンジンはスパークプラグから火花を出せばある程度は発火のタイミングを意図的にコントロールできますが、ディーゼルエンジンは真冬の氷点下から真夏の炎天下と外気温が50度も違う環境で同じように発火させることがシンプルな構造ゆえに難しい。

モノを燃やすと二つの問題が

ごみ焼却施設から排出される煙にダイオキシンとの報道を聞いたことありませんか?

モノを高温で燃やすと人体の呼吸系に有害なガス 窒素酸化物(Nox)が多く発生し、低温で燃やすと燃え残りの黒煙(PM)が出る。

ディーゼルエンジンは燃焼をコントロールすることが難しいため、燃料を燃やし過ぎると窒素酸化物、燃やさなければ喘息やアレルギーの元となる黒煙が発生する。

ガソリン・ディーゼル どちらが環境に優しい結果は

ここまで解説すると理解できた方もいるかもしれません。

ディーゼルエンジンは少ない燃料でエネルギー回収率が高いため、地球温暖化となる二酸化炭素の排出量はガソリン車に比較して少ないから環境に優しい。

高圧縮で燃料を燃やすため人体に有害な窒素酸化物を多く排出してしまう。

ガソリンエンジンは燃焼タイミングをコントロールしやすく、ディーゼルエンジンに比較して低圧縮で燃やすため、人体に有毒な窒素酸化物は少ないが、エネルギー回収率がディーゼルエンジンと比較して低いため、地球温暖化となる二酸化炭素の排出量が増えてしまう。

結論どっちも・どっち

温暖化となる原因になるとディーゼルエンジン
人体に有害な排ガスとなるとガソリンエンジン

結論は表裏一体であるということ。

石原都知事のおかげで大きく変わった

あの記者会見でなんてバカな発言を・・・。

と思っていましたが、あれが無ければ技術革新は遅れて東京都内など都市部では子供の喘息がもっと増えていたかもしれません。

排ガス浄化装置 尿素SCR(アドブルー)

旧 日産ディーゼル(UDトラック)が開発した尿素SCR

もうトラックで当たり前となっているディーゼルエンジンの排ガス浄化システムです。

これは黒煙を出さないため高圧縮で燃料を燃焼させることで低燃費エンジンになりますが、人体に有毒な排ガスである窒素酸化物(Nox)を大量に発生させてしまいます。

その排ガスに(マフラー内で)尿素(オシッコと同じ成分)を噴霧することで化学反応でNOxを低減させるという画期的な仕組みです。

トラックメーカーごとの排ガス浄化システムがありましたが、世界的にこの浄化システムが主流となっています。

ですから大型トラックや観光バスなどは軽油以外に尿素を入れないと走行できないのです。

マツダのスカイアクティブDエンジン

浄化システムを持たずに排ガス規制をクリアしているのが、ディーゼルエンジンで売れに売れているマツダのスカイアクティブDエンジン。

このスカイアクティブDエンジンは尿素SCRの仕組みとは正反対で、尿素を使わずに排ガス規制をクリアしている優れもので、低圧縮にすることで窒素酸化物(Nox)を出さずに黒煙(PM)を出さない唯一のエンジンです。

私の知人もマツダのスカイアクティブDエンジンを買いましたが、低圧縮エンジンなのでガソリン車に近いほどエンジンの振動が少なく、音も静かです。

それにディーゼルエンジンの嫌なとろころは排ガスの臭さ

しかしこのスカイアクティブDエンジンの排ガスを匂いましたが、ガソリン車とは比較になりませんが、通常のディーゼルエンジンと比較にならないほど臭くありません。

世界的にEVの流れが加速している

世界的に化石燃料を使用しない電気自動車(EV)へシフトしていますが、果たして本当にEVが環境に優しいのでしょうか?

1. 電気を作るにも化石燃料を燃やして発電するか?
2. 東日本大震災で大きな問題となった原子力で発電するのか?
3. 一定でない風を頼りに騒音のある風力発電するのか?
4. 水量があるとは限らない水力発電するのか?
5. ソーラーパネルを使って太陽光発電するのか?

この上記5つの発電方法で一番環境に優しいと思われているのはソーラーパネルを使った発電と思うかもしれませんが、実際はソーラーパネルは非常に多くの熱を発生させるため、二酸化炭素の排出量は無いものの、周囲を高温にさせると聞いたことがります。
※専門会で無いので断言はしていません。

世の中が快適に便利になると表裏一体で何かを犠牲にしている。


私の義理母は少し体調が悪いとスグに病院に行って薬を貰って飲むと安心する傾向があります。
先日は立派なお医者さんに当たり、薬は万能薬ではなく、必ず表があれば裏がある。

私たち医者は裏を知っているからよほどのことが無い限り薬は飲まないようにしているくらいですから、極力薬の服用は控えるようにしてください。

と言っているを聞いて、この先生は本物だと思ってしまいました。

ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン どちらが環境に優しいか?
またEVが本当に環境に優しいのか?

正解はこのブログを読まれた方が決めることではないかと思っています。

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