知らないことほど怖いものはない
私は今まで家庭用ドライブレコーダーから業務用ドライブレコーダーまで100台以上の取付から設定など日本製・中国製・韓国製などのドライブレコーダーを見てき、ココは絶対に外せない!
という項目をお伝えしておきたいと思います。
価値観
人によってモノを選択する基準が大きく異なります。
① とにかく出費を抑えたくて安いものに満足する人
② 価格も重要だけど、ただ安いだけでなく費用対効果を重視する人
③ 安心が一番! 安心はお金には変えられないから最高のものを選択する人
大きく分類して①~③に当てはまるのではないでしょうか?
ドライブレコーダーを選択する基準 ネットの書き込み
多くの方は価格ドットコムなどの書き込み評価を参考にされるのではないでしょうか?
私はよくAmazonで購入する機会が多いのですが、頼まれてドライブレコーダーを代理購入することもあります。
特に中国製のドライブレコーダーは要注意です(笑)
もう30台ほどは購入したと思いますが、購入した30%は初期不良や全く使い物にならずに悪いコメントを書いたら、コメントを消去する代わりに代金を全額返金やいいコメントを書いてくれたらAmazonギフト券をプレゼントなんてヤラセが横行しています。
ドライブレコーダーを選択基準 順位
選択基準 1位 日本のメーカーを選べ!
ドライブレコーダーを取り付けたプロとしての目線で私が1番に選択する基準とは日本製です。
日本製といっても日本メーカーが中国や韓国で製造しているのは別で、日本のメーカーが設計したものです。
もう笑っちゃうほど日本メーカーと無メーカーの中国製などとは違いすぎます。
逆に中国製などの方が高いと思っています。
※見かけは低価格ですが・・・。
海外メーカーでは日本製に引けを取らない、又はその上をいっていると感じたのが韓国製のCOWON社のドライブレコーダーだけです。
コムテックさん・KENWOODさん・ユピテルさん・セルスター工業さん
どのメーカーさんも甲乙つけがたい商品です。
これを見た人がいや、コムテックさんがシェア1位だからというかもしれません。
ですが、コムテックさんもいいですし、他の日本メーカーも味付けがことなるだけで優劣というほどの差は無いのです。
故障の確率は比べ物にならない
日本製と中国製は初期不良の確率は全然違いますし、装着後の故障率も全く違います。
目には見えない電波障害
また見た目では絶対に判別できない電波障害の対策
日本製のドライブレコーダーで電波障害が酷い機種は体験したことがありませんが、私が取り付けたドライブレコーダー中国製は100%電波障害が発生しました。
2位 日本製でもGPS付きが絶対条件
日本製でもネット通販で1万円前後の安いドライブレコーダーは注意が必要です。
ドライブレコーダーの役割って何だと思います?
事故や煽り運転された時の証拠・証拠・証拠なんです!
確かに事故や煽り運転をされた映像が残っていても、警察の被害届や事故時の裁判で重要なのは正確な日時が必要なのです。
GPSが付いていないドライブレコーダーは初期設定で時刻を調整しますが、車の時計と同じで時間と共に時刻が狂ってくるものなのです。
GPSは正確な時間を元に位置情報を割り出しているので、事故や裁判でGPSが付いていなければ映像を元に正確な時間を割り出す作業が必要となります。
GPSが付いているか?付いていないか?で¥5,000の差も無いと思います。
ドライブレコーダーを選ぶ基準は絶対にGPS付き!
本体が小さいドライブレコーダーを
これも購入前にあまり気にしない項目だと思いますが、ドライブレコーダーの本体が小さければ小さい方がベストなのです。
下の写真を見て頂ければ理解できると思います。
車に注目して欲しいのではなく、フロントガラスを良く見てください。
フロントガラスは真っ直ぐの板ではなく、緩やかに曲線を描いているのが理解できると思います。
最近の車はフロントガラス上部のルームミラー付近は衝突軽減ブレーキ装置のカメラが付いています。
カメラが付いている位置は中央だったり、運転席や助手席側またはステレオカメラがあるため、ドライブレコーダーを取り付ける位置が非常に狭くなっているのです。
ドライブレコーダーのレンズの向きが変わる
ドライブレコーダーを取り付けている車両を見ると、多くの車両が助手席側に付けていますが、車のフロントガラスは曲面なので、中央に取り付けるとドライブレコーダーは真っ直ぐ向くのですが、中心線から離れれば離れるほどドライブレコーダのカメラの向きが大きく左右に向いてしまうのです。
多くの車が助手席側にドライブレコーダーを取り付けていますが、助手席側に取り付けると自然とレンズの向きが左側になり、右側の事故の場合衝突する寸前でカメラに記録されてしまうのです。
できる限りドライブレコーダーの取付位置は車の中心に取り付ける。
車検にも通らなくなる
また道路車両運送法では、フロントガラスの上部20%以内に取り付けなければ車検が通りません。
また上部20%に取付はできたが、サンバイザーを下げたらドライブレコーダーに接触してカメラの向きが変わる。
またはそれを気にしてサンバイザーを下げずに眩しい状態で運転して事故を起こしてしまう。
これは本末転倒の出来事です。
このような理由からドライブレコーダーの本体はできる限り小さい方がベストなのです。
SDカードは高耐久のものに
SDカードは消耗品で、書き込み上限回数が決まっています。
ドライブレコーダーは絶えず大きいデータの映像を記録・消去を繰り返しているので、ドライブレコーダーのSDカードは過酷な環境下で使われているのです。
SDカードはKENWOOD製のドライブレコーダーにKENWOOD製の専用SDカード以外は予告なしに書込み不能になります。
※但し他のSDの何倍も高額です。
標準装備されているSDカードで使用環境にもよりますが、早ければ1年程度で寿命を迎えるSDカードもあると思います。
ドライブレコーダーには高耐久SDカードを入れましょう!
※SDカードは安い・高いに関係なく機器との相性があるため、ネット通販で購入するのであれば返品が可能なショップで購入することをお奨めいたします。
私は何度か相性が悪くAmazonのサポートに電話したら無償で交換してもらえました。
SDカードのフォーマットは本体で
新品のSDカードであっても最初にドライブレコーダーに挿入する時、そして時々エラー防止の時にフォーマットは欠かせません。
そのフォーマットをする時にはパソコンでフォーマットすることもできますが、ドライブレコーダー本体でフォーマットをしてください。
機種やSDカードによってはパソコンでフォーマットしたら使えず、ドライブレコーダー本体でフォーマットしたら使えるようになったケースも多々あります。
ドライブレコーダーの向きには注意を
ドライブレコーダーは一度取り付ける気にしないものですが、フロントガラスの内側を拭いた時など手が当たった時、それ以外はサンバイザーを動かした時などドライブレコーダーの向きが変わる可能性があります。
私は基本的にドライブレコーダーの購入基準の中に手が当たってもドライブレコーダーのレンズの向きが変わらないタイプを選ぶようにしています。
角度が変わってしまうドライブレコーダーなら尚更ドライブレコーダーの向きには気を付けましょう!
自分で取付けた方への注意事項
初歩的なことなのですが、ドライブレコーダーはシガーライターソケットから電源を取るタイプであれば誰にでも簡単にドライブレコーダーを設置することは可能なのですが、自分で取付けられる方に多いのが新品のドライブレコーダーには必ずと言っていいほどレンズにキズが付かないように透明のフィルムが貼ってあります。
これを剥がすのを忘れちゃうケースが本当に多い。
透明のフィルムなので重大な問題とはならなくても、画質は落ちてしまうので必ず保護フィルムは剥がすようにしてください。
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