男性には見えない色の違い
特に自動車ディーラーで新車営業されている方は参考にして頂ければいいと思います。
私は新卒で某メーカーの自動車ディーラーの新車営業をしていました。
当時はバブル経済崩壊直後だったので、現在とは異なり景気が悪くなったと言っても車はバンバンと売れる時代で新人営業でしたが月の受注台数は最高で30台を超えていました。
月に30台というと、単純計算で1日1台以上の受注で直販だったので商談は
①車種を決めること
②グレードとオプションを決めること
③車体色を決めること
④値引きなど販売価格を決めること。
大きく分けて4つを決めないと注文には至りません。
この中で一番苦労するのが値引きの価格と思うかもしれませんが、値引きなんて原価があるものですから商談時の価格については長くても30分あれば決まっていましたが、一番苦労したのが「色」でした。
大蔵省(財務省)お金を握っているのは奥さん
1日1台以上の受注で超多忙で時間を削減する唯一の方法は受注に掛けている時間をできる限り削減することでしたが、毎回苦労するのは車体色だったのです。
ご主人は車種とグレードについては拘りがあり、欲しい車は決まっているのですが毎回毎回 車体色で奥さんの許可が下りない。
そこで私が商談する前に奥さんと接触してカタログを渡して「車体色」だけを決めてもらう。
そうするとお金を管理している奥さんが色を決めてもらうと車種とグレードなど予算内であれば商談がスムーズに進むことに気付きました。
私のルーティンではありませんが、新車1台売るのに3回の接触で受注する。
①最初にカタログを渡して一番最初に色を絞り込む
②実車色を見てもらって色を確定する
③見積をせずに注文書にサイン
インターネットが無い時代でしたら現在とこなり情報収集しにくい時代だったことが大きいと思いますが、時代が進化しても女性の色に関する拘りは現在も大きくは変わっていないと思います。
男女の感性の違い
何が言いたいのか?
車の運転においても、男性はメカ的な感覚で運転する傾向があります。
逆に女性は色など感性が強いので、運転においても色彩を取り入れて伝えるとビックリすほどスムーズに吸収されます。
これは本当に凄いです。
統計からも女性の色については研究結果も
私は感覚的に女性が色についての感性があると感じていましたが、統計で女性が色についてスゴイ能力を持っていることがあると知りました。
男性と女性を集めて色見本を若干変えた見本を見せる試験
例えば赤色でも少しづつ色を変えた色見本を見せると、多くの男性は色の変化に気付かない。
逆に女性の多くは男性に気付かない色の変化までハッキリと見える。
男女では脳の使い方異なる
統計を取った記事を見た時に、なるほど!と思いましたが、男性の脳の構造は色の違いを見分けられないが女性は見えてしまう脳の構造らしいです。
若干の色違いなど種類が多い口紅は女性用だからなのでしょうね。
男女の色の感覚の違いは車の運転やその他のビジネスなどにも役立つ情報でした。
※男女の色についての感覚は100%ではなく、統計的なものです。
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