高速道路の合流が苦手な人が多い
高速道路の総距離とオートマチック車両の普及が関係しているのをご存知でしょうか?
これは30年ほど前だと思うのですが、高速道ができればオートマチック車両の販売台数が増えるという調査結果を見たことがあります。
今ではスポーツタイプや特殊な車両以外ではオートマチック車を見ることは殆ど見なくなりました。
約25年ほど前だと思うのですが、トラックメーカーの旧 日産ディーゼル工業(現 UDトラックス)がトラックでセミオートマチック(最初の発進時にクラッチ操作)を販売したのを衝撃的に思っていましたが、現在ではオートマチックが当たり前となりマニュアルよりもコンピュータ制御されたオートマチックの方が燃費がいいというスゴイ時代です。
ミッション車の操作ができなくなってきたから
ミッション車の運転で一番難しいとされているのは、やはり発進時のクラッチ操作で、次に難しいと云われているのが加速時のシフトアップらしいです。
最初のタイトル通り、高速道路が普及すれば高速道路の合流が苦手な人が加速運転が簡単なオートマチックを選択するという結果みたいです。
高速道路の合流方法とは
このブログで何度も何度も書いていることなのですが、運転が苦手な人は運転が下手なのではなく、メンタル(心の状態)が焦って・焦って運転できない傾向があります。
高速道は何気なく合流する道路を作っているのではなく、ちゃんと計算されて作られています。
だからまず運転者の心を落ち着かせることを自分に言い聞かせてくださいね。
そして高速道路の設計ですが、合流までの道路の距離ですが十分すぎるほどの距離があるにも関わらず、高速道路の合流が苦手な人は加速せずに高速道路の本線に入ろうとしているのが原因です。
速度差を無くすと合流はとっても簡単
車というのは、事故でもそうですが一番怖いのが速度差なのです。
例えばの話ですが、サーキット場で時速350kmで走行するF1と時速50kmで走行する初心者が走ると時速300kmの速度差で大事故になる確率が非常に高くなります。
時速350kmという高速で走行していても、他の車も同じような速度であれば事故の確率や接触する確率というのは下がります。
とにかく最初に加速すること!
そう、高速道路での合流のコツはとにかく本線に合流するまでの最初の時点で加速して本線に入るまでに本線を走行している車両と同じような速度にするととっても簡単になります。
その逆で、運転が苦手な人は本線に合流する直前で低速から本線に合流しようとするので速度差が生まれて上手く合流できないのです。
目視せずにミラーを使うこと
そして最後に高速道路の合流が苦手な人は本線に合流する時に後ろを振り向いて本線に合流するから後ろを振り向いている間に車は進むために恐怖心で速度が出せない。
高速道路の合流時には後ろなんて振り向かなくていいので、サイドミラーだけを見て合流してください。
サイドミラーだけでは死角が…。
サイドミラーだけでは確かに死角が生まれることがあります。
死角が生まれないサイドミラーの使い方を知らないだけです。
サイドミラーでの死角を作らない運転とは、サイドミラーを見る時に顔を前後に動かしながらサイドミラーを見ることで死角を無くすことができます。
サイドミラーを見る時に顔をそのままの状態でサイドミラーだけ見ると、同じ速度で合流車線に車両がいる場合などに死角が生まれます。
高速道路の合流のポイント2つ
● 合流するまでの側道で本線を走行している車両と同じ速度帯にすること
● サイドミラーだけを見て合流すること、死角を生まないために顔を前後に動かしながらサイドミラーを見ること
この2つを守って運転するとビックリするほど簡単に高速道路の本線に合流できます。
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