バッテリーについて
バッテリーは通常3年に1度程度の割合で交換が必要な消耗品です。
多くの方は自動車ディーラーや整備工場にお願いをしてバッテリーを交換されると思いますが、やり方さえ分かれば誰にでもできる上に、1回の交換で外食費用分程度は浮く家計に優しい整備です。
今回はバッテリーの交換する前に多種多様のバッテリーサイズについて解説してみたいともいます。
バッテリー記号について
写真をご覧ください
正面から撮影した写真を横に向けたので見にくいかもしれませが我慢してください。
今回は国産車をテーマにします。
バッテリー記号の意味について
写真の①に40B19Rという文字が書かれています。
これがバッテリーのサイズです。
意味ですが、40B19Rの40についてです。
これは充電能力を示す番号で、この数字が多ければ多いほどバッテリーの性能がいいと思って頂いて問題ありません。
次に40B19RのBについてです。
これは写真の②のバッテリー端子の太さを表す記号で、B端子とD端子があります。
ディーゼル車両やアイドリングストップ車・排気量の大きい車はD端子が多く、B端子は細くてD端子は太くなっているので、電流を大量に必要とする車両にはD端子が標準となっています。
次は40B19Rの19についてです。
これはバッテリーの横幅を示す数字で、このバッテリーの横幅は19cmとなります。
そして最後に40B19RのRについてです。
これはバッテリーの【+端子】がバッテリーの正面から見た時に右側か左側かを示します。
このバッテリーはRなので、右側に【+端子】がついているということになります。
バッテリーサイズの調べ方
自分の車のバッテリーサイズを調べる方法は主に2通りです。
まず1つ目はボンネットを開けて上記の写真のようにバッテリー上部に印字または刻印しているバッテリーサイズを確認する方法ですが、10台中半分以上の車はバッテリーを固定している金具などが邪魔で文字の一部が見えなくなっています。
その場合は10mmのスパナまたはメガネレンチでバッテリーを固定している金具を緩めてサイズを見る方法です。
2つ目は車の車検証を基にバッテリーメーカーが検索システムを無償で公開しているので、車検証の情報を元にバッテリー番号を調べます。
参考ですがユアサバッテリーさんが提供している検索サイトです。
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