ドライブレコーダーの種類について
ドライブレコーダーの選択基準について、フロントガラスに取り付ける前方だけ録画するタイプが基本となりますがどのようなタイプを選択すればよいのか?
のチェックリストを書いてみたいと思います。
予算を決める
当たり前の話かもしれませんが、まず最初に決めなければいけないのはドライブレコーダーに投資できる金額を決めなければいけません。
とても簡単なことですが一般的にドライブレコーダーの金額が高ければそれだけ高機能・高性能であることです。
ざっくりでいいのでドライブレコーダーに投資する上限を決めることです。
なぜドライブレコーダーを取付けたいのですか?
次にドライブレコーダーを取付ける目的です。
ただ単に録画されていればいいのであれば一番安いタイプでいいと思いますが、人によって目的が異なると思います。
運転が苦手でよく煽り運転をされるような方であれば煽り運転の被害に遭った時に証拠となる映像を記録したいのであれば後方録画機能が必要だと思います。
また車にイタズラされた証拠を残すのであれば駐車録画機能付きとか・・・。
そのように目的をハッキリとさせる。
目的の一覧
● 前方だけ録画されていればいい
● 後方録画は是非とも欲しい
● 室内録画は是非とも欲しい
● イタズラや当て逃げを記録する駐車録画が欲しい
● トンネルなどGPSの電波が無い場所でも速度を記録したい。
● ブレーキやウインカーをいつ出したか?まで記録したい。
● 録画した映像・走行履歴など絶対他人に見られたくない。
だいたい上記7つの項目から絞り込んでみましょう!
ドライブレコーダーを自分で取付けれますか?
多くの方は家庭用の簡易タイプであればドライブレコーダーを自分で取付けることができると思います。
ドライブレコーダー本体をガラスに両面テープで取付けて、配線は見えますがしかーソケットの電源に差し込めば一応は機能がオンになります。
ただ私はシガーソケットから電源を取ることはお奨めしていません。
その理由は、シガーソケットにはロック機能が無いので走行中にシガーソケットから抜けてしまって電源供給が途絶えて録画されていなかった・・・。
ということがありますので、私はシガーソケットから電源を取らずに必ず車体から取ります。
目的にあったドライブレコーダー
前だけ映ればいいというニーズ
ドライブレコーダーの最低限の機能だけでいい。
とにかく不確定な要素の為に無駄なお金は使いたくない!というニーズはあると思います。
このニーズならネットでドライブレコーダーを検索して価格順に並び替えればいいだけです。
ただ気を付けなければならないのは評価です。
Amazonで販売されている中国製のドライブレコーダーの評価は特に注意が必要です。
悪評価を入れると「返金しますから削除」という高評価なら特典みたいなショップも多数ありました。
取付レベル ★
フロントガラスの内側に両面テープで貼り、シガーソケットに電源供給するだけです。
配線を綺麗に見えなくするには、カーショップなどに依頼すると¥5,000が目安
※部品代は除く
後方録画は是非とも欲しい
本体と後方録画のカメラが別タイプであればAmazonで販売されている中国製の商品でれば¥10,000前後
但し、車に少し詳しい方であれば取付できますが、基本的に運転席付近からリアガラス付近まで配線を通す必要があるので、作業は複雑になります。
Amazonで販売されている中国製のドライブレコーダーの後方カメラは取り付けた経験がありますが、映るのは日中だけで夜間は車のライト程度が記録されていると思ってください。
その程度の画質です。
取付レベル ★★
自分で取付可能ですが、ある程度の知識がある人であればリアカメラの配線をフロアカーペットに埋める配線ができます。
カーショップに依頼すると取付工賃で¥10,000~¥15,000が目安
室内録画は是非とも欲しい
カーショップなどで取付依頼される場合の目安¥10,000~¥20,000
後方録画でフロントガラスの内側に取付て360度レンズが内臓されたタイプであれば¥30,000程度です。
取付レベル ★
フロントガラスの内側に両面テープで貼り、シガーソケットに電源供給するだけです。
配線を綺麗に見えなくするには、カーショップなどに依頼すると¥5,000が目安
※部品代は除く
イタズラや当て逃げを記録する駐車録画が欲しい
Amazonなどで販売しているドライブレコーダーに駐車録画用の配線キットが¥5,000未満程度で販売されています。
Amazonで中国製のドライブレコーダーと駐車録画電源キットの2つで¥10,000~¥20,000が目安
取付レベル ★★★
駐車録画が使えるようにするには、シガーソケットの電源だけでは使えません。
シガーソケットの電源は、キーを回して車の電源をONにした時だけしか電気が流れません。
駐車録画をするには車体のバッテリーから電源供給する必要があります。
自分で電装部品を付けれる方のみできます。
カーショップなどに依頼すると¥10,000~¥20,000が目安
トンネルなどGPSの電波が無い場所でも速度を記録したい。
トンネル内などGPSの電波が届かない場所でも速度が記録できるのは2種類あります。
簡易的なタイプで、車のコンピューター診断をするコネクタ ODBⅡなどにカプラーで接続するタイプであれば自分で取付も可能です。
このタイプはドライブレコーダーにプラスしてレーダー探知機のセット商品に多く見られます。
恐らく中国製の安いドライブレコーダーは販売されておらず、日本製のドライブレコーダーにしかないと思います。
価格はドライブレコーダー本体価格が¥20,000~¥30,000
レーダー探知機が¥20,000~¥30,000
ODBⅡカプラーキット¥5,000
合計金額¥45,000~65,000が目安
今回は大きく触れませんが、ナビゲーションと一体型もあります。
このタイプはベストですが新車時に導入することをお奨めします。
取付レベル ★★
ODBⅡを使わないタイプであれば車のコンピューターから出ている車速センサーへの取付しなければいけません。
このレベルになると、ソコソコ詳しい人で無いと取付は不可能です。
本体価格は様々ですが、恐らく¥50,000程度
取付レベル ★★★★
自分で電装部品を付けれる方のみできます。
カーショップなどに依頼すると¥10,000~¥20,000が目安
ブレーキやウインカーをいつ出したか?まで記録したい。
録画した映像・走行履歴など絶対他人に見られたくない。
ブレーキやウインカーをいつ出したか?まで記録したいタイプと録画した映像・走行履歴を絶対他人に見られたくない機種は、正直家庭用はありません。
タクシー・トラック・バスなど法人向けドライブレコーダーです。
これについても数十台の取付経験がありますが、ウインカーから信号線やブレーキランプの信号線に加えて車速センサーまで接続しなければいけません。
またカメラは1~5台程度まで屋内(フロントガラスの内側)が基本でオプション扱いで防水型の屋外カメラと室内ドーム型カメラを自由自在に選択することができます。
本体価格は本体+1カメラで最安値で10万~30万円
オプションカメラを追加すると20万~80万円
業務用のドライブレコーダーになるので、映像記録は専用のソフトで無いと閲覧できなかったり、SDカードも専用工具が無いと取り出せないなどセキュリティは万全です。
取付レベル ★★★★★
車体に穴を空けて防水処理など個人レベルでは取付はできません。
カーショップも取付不可のショップも出てくると思います。
取付費用はオプションにより大きく変動します。
¥50,000~¥100,000
いかがでしたでしょうか?
ドライブレコーダーといってもピン・キリです。
自分にあった予算で、自分にあったニーズに合致するドライブレコーダーを選択してください。
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