YAZACOドライブレコーダーについて
この商品は煽り運転が社会問題化し始めた頃の2017年に後方まで録画できるドライブレコーダーを設置することとなり、トヨタ ウイッシュに取り付けました。
日本製の1/3未満の価格帯だった
2017年当時はドライブレコーダーは国産もありましたが、それほど今よりもニーズは少なく、前後録画できる国産は¥50,000程度だった記憶があります。
そこでこの商品を試しに取り付けるこになり、当時の販売価格が¥10,000程度だったのを記憶しています。
思い切って初の取組
もう3年以上も前の取付なので詳細な写真が残っていませんでしたが、同じ取り付けるならと、バッテリーに負担を掛けない仕組みにするために携帯電話のモバイルバッテリーにACCから電源を取り、エンジンを切ったらモバイルバッテリーに充電された電気だけで常時録画をしてみることにしました。
全ての配線をやり替えるために車内はこのよにバラバラに

YAZACOドライブレコーダーのパーツ構成について
ドライブレコーダー本体とGPSアンテナにリアカメラ(配線は5m程度 短い)に電源はUSB Bタイプの5Vでした。
本体はとても軽く、正直高級感は一切感じられない。
ノイズが酷い
このドライブレコーダーを取付けて学んだことは、中国製のドライブレコーダーは本当にノイズ対策が全くされていないことでした。
20000mAhのモバイルバッテリーを常時録画の電源としていたので、エンジンを切ってリモコンドアロックが全く効かない。
テレビは全く不満なく映っていたのに、1ch程度それもギリギリの電波状況という最悪の状態でした。
ノイズ対策
このように本体を分解して電波を通さないと言われている銅板を貼ったがノイズの低減は気持ち程度だった。
また電源部分には配線からノイズを消すためにフライトコアまで設置したが全く効果なし。
リアカメラの画質
トヨタ ウイッシュにはプライバシーガラスで少し黒く着色されたリアガラスだったが、YAZACOのドライブレコーダーのリア画質は、日中にナンバープレートが確認できるくらいで、ライト点灯時には車種が判別できるか?・できないか?のレベルで正直無いよりマシ程度だった。
それから3年後に取り付けた国産のドライブレコーダーのリア映像を見てやはり日本製だな(笑) と実感できた。
この記事連載の後には画質付きで解説しますが、プライバシーガラスに上から2番目の濃さのフィルムを貼った状態でも夜間の車のナンバープレートが読み込めるのを見て日本製のドライブレコーダーと中国製のドライブレコーダーとでは価格以上の価値の差があると実感しました。
YAZACOドライブレコーダーの評価について
YAZACOドライブレコーダーの良いところ
なんといっても価格ですね。
この価格で高性能を求めたらドライブレコーダーは普及しません。
それと気に入ったところは、カメラレズの向きを調整するのがドライブレコーダー本体右側の丸いつまみを回すことで上下調節ができます。
フロントガラスを拭いた時やルームミラーを調整した時など、ドライブレコーダーのレンズの向きが大きく変わることがありますが、このような設計ではレンズの向きが変わらないのがいい。
YAZACOドライブレコーダーの悪いところ
ダントツで電波障害のノイズ対策が全くされていないことです。
このドライブレコーダーを取り付けたらテレビは全く映らなくなるレベルで悪化します。
あと2017年頃のモデルなので仕方がありませんが、GPSアンテナが本体別なので、配線を引き直さないといけません。
素人さんでシガーソケットの電源から電源を供給する方であれば配線するのが大変だと思います。
総論
私は数百台レベルで様々なドライブレコーダーを取り付けましたが、やはり日本製というか、日本で設計されて中国で生産でもいいのですが、アジアの設計でアジアの製造の商品は人件費が安いので日本製と比較すると違いますが、価格が安い分何かがあります。
ドライブレコーダーは万が一の事故という滅多に発生しない事故などを記録し続ける大切な証拠です。
その証拠が何らかのトラブルにより、記録されていなければ安くても取り付けた意味がありません。
私はドライブレコーダーの映像が無いために相手方が赤信号を無視した事故だったのに数人の弁護士を立てて争い、証拠がないために折半で100万円以上も損をしたケースも身近に見てきたので、ドライブレコーダーの大切さは知っているつもりです。
私のブログでは実際に取り付けてきたので、どうぞご参考にしてください。

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