ヘッドライトを曇らないようにする
昨日の記事ではヘッドライトの曇りを落とすことについて書いてみましたが、今回はちょっとハードですが、ヘッドライトの曇りを落とした後に曇らないようにするためにヘッドライトにクリア塗装することについて書いてみたいと思います。
過去の作業なので写真が少ない
この車のヘッドライトを磨く前の写真が残念ながら撮影していませんでした。
写真のようにヘッドライトを磨いてから「マスカー」という商品でこのようにビニールシートで覆いました。
塗装する前に
ヘッドライトを#2000程度の耐水ペーパーで磨くと恐ろしいほどヘッドライトが曇ります。
ちょっと勇気がいりますが、耐水ペーパーで磨いた後にコンパウンドで鏡面仕上げまでなんとか磨きます。
今回は気合を入れてBOSHのプロ用ポリッシャーを使用して磨くとココまで綺麗に仕上がります。
塗装前に油分などを除去
ヘッドライトの曇りをコンパウンドなどで綺麗に落としてピカピカの状態にすると、ポリカーボネートにクリア塗装している被膜まで落ちてしまうので、これからクリア塗装をします。
塗装前に塗装面に付着した油分などを徹底して落とすにはシリコンスプレーを使うといいです。
ヘッドライトに塗装する
ヘッドライトの素材はほぼ100%ポリカーボネートという素材になっていますが、通常のクリア塗装をしてしまうと失敗してしまうので、ウレタンクリアーという塗料を使用して塗装します。
このソフト99のウレタンクリアーは2液が一体化したスプレーなので、1回限りです。
今回はこの塗料で車2台分塗装できる量が入っていましたのでご参考まで
スプレーの仕方について
このスプレーは2液が1つのスプレーに合体しているので、まずはスプレーのお尻部分のキャップを外してから地面に叩きつけると、スプレー内で2液が混ざり約10分程度で塗装できるようになります。
ポイントは薄く薄く
私もポリカーボネートにウレタンクリアーを塗装する初めての経験でしたが、とにかく薄く・薄く塗ることがポイントです。
厚く塗って液だれすると、ウレタンクリアーは非常に硬い塗料なので取り返しがつきません。
スプレーする時は、上空に向けてスプレーボタンを押してからライトに塗装するか、段ボール箱を切った板状のものに向かってスプレーボタンを押して、最初に噴射される液状の塗料をライトに着かないように塗装するのがベストです。
仕上げに苦労する
スプレーを5回塗り位したら完全に乾かすまで半日程度放置して、そこから磨きますが、ウレタンクリアーは非常に硬い塗料なので、コンパウンドで磨いてもなかなか鏡面仕上げになりませんでした。
しかし頑張って・頑張って磨くと非常に綺麗になり、新車のライトに戻りました。
プロ用のポリッシャーがあったらか良かったですが、これを手作業ですると間違いなく腱鞘炎になりますからご注意を!
塗装するとライトは甦る
頑張った甲斐があって綺麗になりました。
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