バックドアが最後まで上がらない・力が弱い
車のリアゲート・バックドアに付いている「ダンパー」という部品があります。
高級車にはボンネットにも付いている部品なのですが、このダンパーの役割はある一定の位置になると自動的に伸びてくれるので力を入れなくてもバックドアやボンネットが少しの力で持ち上がってくれる役目をしているのですが、実はこのダンパーはよく故障するのです。
故障の原因に大きいのがダンパー内に挿入されたガスが抜ける「ガス抜け」とよばれる現象が起こると、バックドアが最後まで上がりきらなかったり、力を入れないと開かない現象が起こります。
このガス入りのダンパーですが、自分で交換することができます。
今ではインターネットで検索すると殆どの車両のダンパーが格安で購入することができます。
ダンパーの交換自体はとても簡単な設計になっているのでご自宅にある工具があれば簡単に交換することは可能です。
車種にもよりますが、マイナスドライバーと10mmのレンチがあれば交換できるレベルです。
ダンパー取り外し自体は簡単なのですが、一番大変なのは取付です。
リアゲート・バックドアが半端なく重たい
ダンパーの交換で一番苦労するのが、交換時にバックドアを写真の赤丸のように脚立などを使って微調整しながら支えることです。
ダンパーの交換をしてダンパーがいかに便利に動いてくれているのか?
感謝したくなるほどバックドアを手で上げると重たいこと!
私もビックリしました。
こんなに重たいバックドアをたった2本のダンパーだけで毎回支えてくれているなんて感謝の賜物と言えるでしょう。
ダンパー交換の費用は
ダンパー自体はインターネットで2本で¥5,000程度の価格で販売されています。
恐らくディーラーであれば部品代¥15,000+工賃¥10,000の合計¥25,000程度ではないでしょうか?
脚立などがあれば素人さんにも交換することは可能です。
ダンパー不良とは
ダンパーの能力が落ちてくる原因は、一般的にダンパー内に封入されているガスが抜けることで伸びる力が弱まっていることが殆どです。
ダンパーのガス抜けが発生すると、部品交換が一番手っ取り早くて安くつきます。
最近リアゲート・バックドアが開きにくい・途中までしか上がらない…。
このような現象があればダンパーのガス抜けを疑ってみてください。
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