ジャッキアップしてからナットは外せない
以前に路上で20代くらいの若い男の子が2ドアスポーツカーのタイヤがパンクしたのか一生懸命タイヤ交換をしている姿を見ました。
車載工具でジャッキアップしてからホイルのナットを外そうとしているのですが、レンチで回そうとするとタイヤが空回りしてナットが外れずに困っていたので教えてあげることにしました。
専用工具でないと外れない
整備工場など車体全部を上げるリフトで4輪とも地面から離れていてもタイヤが外せるのは、インパクトレンチで外しているので外れますが、車載のジャッキで片輪だけ上げた場合、ブレーキやパーキングに入っていないとレンチを回してもタイヤが空回りするです。
ではどうやったら安全で確実にタイヤのナットが外せるのか?
それはジャッキアップは途中で止めてからレンチを手で回すか、足で踏みつけて回すと外せます。
写真の赤枠のようにタイヤが路面から離れずに、そしてジャッキアップした時に若干ですが車体がジャッキによって少し浮いた状態にすると、タイヤは路面に付いているのでレンチに力を入れて回してもナットが外れます。
そしてもっと大きなメリットは、ジャッキで車体を軽く浮かしているのでナットに車体の重量が大きく掛かっていないので、ボルトを破損することが防げるのです。
個人で車載の工具を使ってタイヤ交換する時には安全・確実なジャッキアップ2段階方法でタイヤ交換してくださいね。
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