シートポジションを前にするから運転が上手くならない
運転が不慣れな人を見ると必ず決まってシートポジションを前にして運転しています。
シートポジションを前にすればするほど運転が難しくなるのと同時に運転が上手くならない。
これはウソでなく本当に本当のこと。
では、なぜシートポジションを前にするのか?
シートポジションを前にしたら運転がしやすくなると錯覚しているからなのです。

難しくなる理由とは?
シートポジションを前にすると、どうして運転が難しくなるのか?
車幅間隔を失う
運転が不慣れな人が乗っている車の左側のタイヤやホイールは縁石などに擦ってキズが付いている車が殆どです。
これはシートポジションを前にするから車幅間隔を失ってしまう現象が起こります。
車の横幅ってご存知ですか?
軽自動車は1.48m以下 5ナンバーは1.7m以下 大型トラックなど2.5m以下
茶と明確に決まっているのです。
5ナンバーの車って1.7m以下と決まっていますが、車検証に記載されている数値で5ナンバーの99%以上は1695mmまたは1690mmと2種類です。
その差はたった5mm たった5mmですよ!
それなのに左側のタイヤやホイルを擦ってしまう。
軽自動車の横幅と大型トラックやバスなどの横幅を比較すると、これも1m程度しか変わらない。
車というのは横幅はそれほど大きく変わらないのです。
シートポジションを前にすると車幅間隔を失う。
だから適正位置にしないと運転は絶対に上手くなりません。
ハンドルが回りません!
自転車は少しだけハンドルを切って体重を曲がりたい方向に傾ければ角度が変わります。
初心者であろうとF1ドライバーであっても車の角度を変えるにはハンドルを回さないと車の角度は絶対に絶対に変わりません。
シートポジションを前にするとハンドルが胸に突っかかって回せません。
ハンドルが回せない = 車の角度は変らない
当たり前のことです。
だから運転が上手くならない
ミラーを見なくなる
車の運転で絶対に必要なのが左サイドミラーです。
大型トラックなど簡単に運転できるのは左サイドミラーがあるからで、どれほど運転が上手い人でも左サイドミラーなしで運転できる人は誰もいないほど最重要ミラーです。
シートポジションを前にすると、左サイドミラーが真横に来るため、シートポジションを前にすると左サイドミラー見ようとすると顔を大きく左側に向けないと見えません。
だから左サイドミラーを見ない運転になるから運転が上手くできないのです。
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