運転が苦手な人ほどミラーを使わない
車の運転が苦手な人に限ってミラーを使った運転をしません。
大型トラックや観光バスなどの大型車両を運転するドライバーはサイドミラーなしで運転する人は誰一人いないほど車の運転にはサイドミラーは欠かせません。
運転が苦手な人はサイドミラーを使った運転をしない理由とは、恐らく自動車教習所で段階を合格させることを教えて、免許を取得してから実際に運転することを想定して教えていないためだと思います。
ミラーは3つあるが、重要度が異なる
ミラーには左サイドミラー・右サイドミラー・ルームミラーの3種類があると思いますが、運転が苦手なドライバーはルームミラーばかりを使って運転する傾向があります。
3つのミラーには、重要度があり、一番重要なのは運転席から一番遠い右ハンドルであれば左サイドミラー、次に右サイドミラー、そしてルームミラーです。
ルームミラーなんて付いていなくても問題ない
運転が苦手なドライバーが多用するルームミラーですが、正直申しましてルームミラーなんて付いていなくても全く問題なく運転できます。
ルームミラーが付いていたら、後方の車両がどの程度車間距離を開けているのか?
何台程度 後方についてきているのか?
この程度の情報を得る程度にしか使用しません。
ベテランドライバーであれば、バックカメラが付いている車であっても真後ろに下がる時にバックカメラは一切見ずにルームミラーだけを使います。
バックカメラは広角レンズを使っているので正確な距離感が掴めませんが、ルームミラーを使った真後ろへのバックは距離感が掴みやすいのです。
サイドミラーの見え方
左サイドミラー 見え方
では前置きが長くなりましたが、車庫いれ.comの映像で撮影した運転席からサイドミラーを見たしーんがこれです。
ミラーの角度調整ですが、サイドミラーの内側の約10~20%程度 車体が映るように設定し、左サイドミラーは、右サイドミラーに比較して若干ですが下向きにするのが運転しやすい角度調整となります。
右サイドミラー 見え方
右サイドミラーは、上記にも明記しましたが、左サイドミラーよりも若干上を向いた状態で、ミラーの 内側の約10~20%程度 車体が映るように角度調整するのがベストです。
ルームミラー 見え方
純正のルームミラーで見た映像がコチラになります。
ルームミラーの注意点は、よくカー用品店で販売されている後付けのルームミラーは使用しない方がベストです。
後付けのルームミラーは、視界を広く見えるようにするために広角(小さく見える)になっております。
ルームミラーは左右の死角がとても大きいため、ルームミラーを使っての運転方法は、かなりお奨めしません。
わたしは親類が免許を取得した時には、ルームミラーにガムテープを貼ったり、リアガラスの内側に新聞紙を貼って真後ろが全く見えない状態で運転をさせます。
教習所で習った運転方法が正解だと思い込んでいる人がいますが、真後ろが全く見えない状態にすることでサイドミラーを使った運転にならざるを得ないので、最初は恐怖感があるかもしれませんが、これを体得するとルームミラーなんて必要ないミラーということを身を持って知ることができます。
因みに大型トラックや観光バスなどはルームミラーは外の景色が見えないのに付いています。
オプションでバックカメラを付けるケースはありますが…。
大型車両のルームミラーは、真後ろが見えないので、ドライバーは自分の顔が見えるように手鏡状態で使っています。
ミラーの使い方=運転が上手くなる
ミラーの角度調整はとても重要です。
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