タイヤ交換する時は必ず輪留めを
過去の話になりますが、大手運送会社のトラックで停車した時にドライバーが輪留めをせずに下車しましたが、サイドブレーキの引きが甘く停車後しばらくしてからトラックが傾斜で動き出して死亡事故が発生しました。
ドライバーは当然ながら大手運送会社の社長までもが書類送検されるという悲しい事件がありました。
タイヤ交換時には必ず輪留めを
個人でタイヤ交換などされる場合は車に積載されている簡易的なジャッキであるパンタグラフジャッキが多いと思います。
このジャッキはあくまで簡易的なジャッキなので、車体の1輪だけは上がりますが車体の前後の動きには弱くちょっと押しただけで倒れてしまいます。
私も一度ですがパンタグラフジャッキで上げてタイヤを取り外してから車体が動き、パンタグラフジャッキが倒れて車体が地面に落とした経験があります。
たまたま砂地で車体に損傷はありませんでしたが知識の無い時だったので皆さんには同じような経験はして欲しくありません。
ジャッキアップ時には輪留めを
簡易的なジャッキアップは当然のこと、専門の油圧ジャッキを使用する時でも安全を優先して下の写真のような輪留めをお奨めします。
輪留めの基本は対角線上
輪留めをする場合は必ず下の図のようにジャッキアップする対角線上のタイヤに輪留めをするようにしてください。
輪留めが無い場合は
緊急時など輪留めを持っていない場合であれば、拳程度の大きさの石などを輪留め代わりにするのも良いです。
この時に選ぶ石は丸い石よりも輪留めのように斜めになった石を選ぶようにしてくださいね。
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