左ハンドル むずかしい でも、かっこいい

車の運転

ビジネスで成功したらベンツやBMWなどの高級外車に乗りたい!

そんな夢を持たれている方は多いのではないでしょうか?

私も昔はビジネスで成功したら外車に乗ることがステータスで成功の象徴だと思っていた一人ですからお気持ちはよくわかります。

ですが、今では会社が儲かって高額な税金のためや、見栄のために高級外車を買いたいと思わなくなりました。

わたしは仕事上、様々な車を運転してきました。
超高級車から商業車両まで…。

ですが、本当に左ハンドルは乗りにくいと思います。

左ハンドルってどうなの?

正直申し上げて日本の道路では左ハンドルは非常に乗りにくい。
という結論をお伝えしておきます。

ここで誤解を生んでは困るので、左ハンドルの運転が難しいのではありません。
別にハンドルが右であろうと左であろうと、中央であろうと運転すること自体は全く同じです。

これは車の原理原則という法則を活用した運転をするとハンドルの位置と運転のしやすさは一切関係の無いことになります。

左ハンドルがなぜ乗りにくいのか?

まず左ハンドルで乗りにくいケース
下記の6つが左ハンドルの難点部分となります。

● 右折時

特に排気量の大きな左ハンドルは顕著で交通量の多い交差点で右折する時に反対車線から直進してくる車両が右ハンドルと左ハンドルでは視界が全く違います。

特に対面で同じように右折車線で何台も停車していた場合、直進してくる車両が見えません。

● 駐車場の精算機

これも左ハンドル特有の問題ですが、日本の駐車場の殆どは右ハンドル用に作られており、駐車所の精算機を出る時に右側にしか精算機が無い場所では、運転席から駐車券を入れられない。
そして清算料金を入れられない。

という清算二重苦が待ち構えています(笑)

ただ、助手席に誰かを乗せている場合は助手席の人に清算してもらえばいいのですが、左ハンドルに慣れていない人や、車の原理原則という法則を知らない人は車体を精算機に近づけられない。

私も先輩の高級外車を運転していた時に、料金所に10cm程度まで、べた付けしようと車体を寄せたら、バンパーに標準装備されているセンサーに反応して警報音が鳴り、驚いてハンドルを切ったことがあります。

もう絶対にぶつけないのに、急に警報音が鳴るのが怖い(笑)

高級ホテルの駐車場は精算機が左右に付いている場合がありますが、精算機が左右に付いていないんが普通ですから大変です。

この駐車場の問題ですが、左ハンドルの車でバックで精算機を出たことがあります。
ただこれは大雨の深夜の誰もいないコインパーキングでしたが、一回だけしたことがります。

● 路上駐車しにくい

左ハンドルを運転していて、道路上で停車する場合に運転席は歩道側になります。

ここで降りようとすると、歩道の縁石が邪魔になって縁石が高い場合はドアが縁石に当たって開かなかったり、ドアの下部分が歩道にガリガリと当たってキズが入ります。

右ハンドルであれば助手席に誰かを乗せていてもドアが開くようにスペースを空けてから降ろして、次に縁石までべた付けして降りれますが、左ハンドルであればこれが意外と厄介です。

● ウインカーが逆

左ハンドル車は間違いなくウインカーレバーが左側となっています。

ここでよく勘違いされる方がいるのですが、右ハンドルの外車でもウインカーレバーの位置は右側にはならずに左側となります。

この理由ですが、実は日本車だけがおかしな作りなのです。

日本の工業製品にはJIS規格(日本産業規格)といって日本で製造される製品に統一の規格があるためです。

これが外車であればISO(国際標準化機構)という規格で作られており、ISOでハンドルの位置に関係なくウインカーレバーは左と決まっているためです。

JIS規格も様々な分野でISOに合わせる方向に進んでいると思いますが、ハイ 今年から販売する車両はウインカーレバーは左ね!

なんて発売されたら交通事故を招きかねない変更となるので日本車のウインカーレバーがISO規格になるのは厳しいのではないか?と私は思っています。

因みに私は右ハンドルであろうと、左ハンドルであろうと、不思議というか特技というか、どっちに乗っても間違えないのです(笑)

自分でも不思議なほど、運転席に乗り込んだ時にウインカーの位置を見たら何故か無意識でも間違わない。 自分でもわかりませんが、これだけは皆が褒めてくれます。

左ハンドルに乗り慣れていない人は、ウインカーを出したつもりがワイパーを動かしてしまうことが多発します。

● 車線変更

私が運転していて、本当に左ハンドルは嫌だと思うのが右側への車線変更です。

最新の車両にはブライドスポットモニターといって車線変更時に事故にならないように後方車両の有無をサイドミラーなどにランプなどで点灯させる仕組みがありますが、左ハンドルを購入するつもりの方は是非ともこの装備だけは付いている車両の方が運転しやすいです。

● 狭い道路での対向車とのすれ違い

恐らく左ハンドルを乗ったことがないけど、これから乗ろうとしている人が一番厄介なのが狭い道路で中央線も無い場所での車両とのすれ違いでしょう!

このような道路で対向車が来た場合、中央線が無いので、左ハンドルを運転していたら左の側道や溝を目印に幅寄せする人が多いと思いますが、左ハンドルの助手席側である右側のサイドミラーを対向車にぶつけたりするのです。

車の原理原則という法則を知っていれば車幅間隔はcm単位で車を操作できますが、自動車教習所で教わった運転をしていたり、我流で運転している人はこのような道路では苦戦するでしょう!

左ハンドルのデメリットについて解説

では、私がなぜ大成功しても外車に乗りたいと思わなくなったのか?
外車のデメリットをお伝えします。

● バッテリー上がり

一番大きな理由とは、数年に1回必ず交換しないといけない車の消耗部品であるバッテリーです。

外車のバッテリーは特殊な形状が多く、オートバックスなど量販店でも販売されていないケースがあります。

昨今の車両は全てコンピューターで管理されているため、コンビニでエンジンを停車させたら動かなくなるケースが多発します。

ディーラーでバッテリー交換すると、凡そですが国産車で2~3万円 外車であれば5~10万円します。

儲かって経費で…。なんてお金の問題だけでなく、故障しても部品がスグに手に入らないのはとてもリスクが高い。

まして週末しか運転しないドライバーには外車は向いていないと思います。

● ホイルが汚れる・ローターが減る

ローターが減る 高額な整備費用

儲かっていて、週一でガソリンスタンドの手洗いできる人は別として、外車のホイルはドロドロに汚れます。

フェラーリホイール

特に欧州車は制限時速が無いアウトバーンなどを走行します。

普通のおばちゃんが時速200km近くでアウトバーンを走行しているのを見たことがありますが、日本の制限時速100kmのように最高速度が高い場合は、同じようにブレーキを踏んでもブレーキの発熱量が異なるため、国産車はブレーキパットだけが消耗しますが、欧州車は最高速度が異なるため、ブレーキローターが固い素材だと発熱量が多いそうです。

発熱量を抑えるためブレーキパットとブレーキローターの両方が減ります。

rotor

 ①がブレーキローター ②がブレーキキャリパー、ブレーキキャリパー内のパッドが減ります。

ですから欧州車はブレーキを踏むと、ブレーキパットとブレーキローター(鉄)が減るためブレーキパット2回に1回はローターまで交換しないといけません。

この日本車ではローターを交換するケースは殆どありませんが、日本車でもローター交換費用は10万円程度はします。

高級外車になれば超高額です。

私の先輩はBMWのカーボン製のローターで、交換費用が80万円と言っていました。

ホイルが汚れる

先ほども書きましたが、ブレーキローター(鉄)がブレーキを踏むと削れて減ると書きましたが、削れたブレーキパットとブレーキローターの鉄粉をブレーキダストと呼びます。

国産車であれば殆どがブレーキパットですが、欧州車はパットとローターのダブルです。

特にブレーキローターの鉄粉が厄介で、走行した後に寒い夜露や雨天があると、ホイルに付着したブレーキダストの鉄粉が酸化してサビるのです。

ですから欧州車のホイルは超・超汚れれやすくてサビて放置すると洗車しても汚れがなかなか取れません。

国産車のブレーキダストは茶色ですが、欧州車は黒色となります。

● 修理部品が高額

まぁ当然ですが輸入品ですから修理部品は国産車に比較して2~3倍程度はすると思って頂いて問題無いほど修理代金が高くなります。

そして一番厄介なのは、正規ディーラーで購入した車両以外であれば同じように見えても部品が異なり、入手困難なケースがあります。

● 買う時高くて売る時安い

外車は部品交換する時に輸入品だから元の価格が高いから、新車で購入する時・中古車で購入する時の両方ともに国産車に比較して高い。

そして中古車で売る時も中古車業者もある程度の保証を利益に上乗せするので「買う時高くて売る時安い」現象が起こります。

左ハンドルのメリットについて

● ステータス

左ハンドルの車に乗る最大のメリットといえばやはりステータス性でしょうね。

他の人から、成功したんだね。
なんて思われるかもしれませんが、残念ながら日本社会は成功者をヒーロー扱いする文化でなないようで、逆に足を引っ張る民族とも云われており、誹謗中傷されることも覚悟しておいてください。

● 海外で売れる

左ハンドルの車両で一番メリットが高いのは、世界の70%以上は右側通行左ハンドルの国ばかりで、右ハンドルの先進国といえば日本とイギリスくらいしかありません。

それほど右ハンドルの国は少ないのです。

昨年でしたか、カナダでも法律で右ハンドルの販売が禁止されましたし、確かロシアも右ハンドルはダメだった記憶があります。

世界的にみても右ハンドルは需要が少ないので、左ハンドルは売る時に海外へ輸出するメリットがあります。

ここで面白い話があります。

世界的に人気があるのがトヨタ車で、トヨタの車は壊れないという神話となっており、日本から右ハンドルで輸出されたものが、わざわざ左ハンドルに変えて売れるほどニーズがあると聞いたことがあります。

さあ、あなたはこの情報を元に左ハンドルを購入するか?

この情報を知っていても、やっぱり左ハンドルを購入したい!

という人は絶対に左ハンドルにするべきだと思いますし、この情報で嫌になった人は無難に右ハンドルを選択してみてください。

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